概要
当科では、国際的な医療連携や教育交流、共同研究の推進に力を入れています。
今回は2026年4月20日〜24日の期間で実施した「インドネシア出張」の成果についての報告となりました。
埼玉医科大学 内分泌・糖尿病内科より泉田教授、山田助教、産婦人科より高井教授、長谷川助教のチームで現地へ赴き、RSUD Bayu Asih、RSHS(ハサンサディキン病院)、RS UNPAD/UNPAD医学部、そしてUPI(インドネシア教育大学)といった主要な医療機関・大学を訪問しました。
🌐 出張の主な目的

今回の訪問では、以下の4点を目的として現地視察と協議を行いました。
- 母子医療・デジタル医療・生殖医療の現状把握
- 臨床・教育・研究における現地の課題整理
- 共同研究・技術実装・人材育成の可能性検討
- UPIとのMoA(基本合意書)構築に向けた協力領域の明確化
💡 現地でのハイライトと学び


各訪問先での意見交換を通じて、現地では「日本の医療知見や教育モデルに対する関心が非常に高い」ことを肌で感じられました。特に、母子医療やデジタルヘルスの実装事例については、多くの積極的な質問が寄せられました。
また、医療技術のグローバルな展開において痛感したのは、「教育・運用・制度接続」の重要性です。 単に最新の機器や技術を導入するだけではなく、現場スタッフの運用能力の向上(教育)と、それを支える制度の整備が実装の鍵となります。
病院と大学の双方を含む協力体制を構築することが望ましく、包括的なアプローチで継続的な支援体制を築くことの重要性を再認識しました。
🤝 今後の展望:UPI医学部との連携
今回の訪問を通じ、インドネシアにおける医療課題およびシステム実装の可能性を具体的に把握することができました。とりわけ、母子医療、デジタル医療、生殖医療、教育連携の4領域において、今後の発展的な連携の余地が確認されました。
また大きな成果の一つが、UPI医学部との連携の方向性が明確になったことです。
今後は、学生や教員の相互派遣(調査訪問・海外研修)や、リソースを共有した共同研究プロジェクトの推進など、実践的な交流を深めていく予定です。
